yamagatatakashi’s blog

RS.PROMINENCE 山形卓の近況 雑記 作業日誌 レースレポート

アマチュアレースを続けていく中で全員が気にしていてほしい事。

タイトルにうっかりアマチュアレースと書いてしまいましたが富士チャンピオンレースロードスターカップのお話しです。

 

8月30日の投稿でロードスターカップ(以下RSC)のタイヤについて触れましたが今日はその続き。まずはこちらの記事をご覧ください、隅から隅まで。

 

 

先日のRSCで僕はワケあって観戦側の立場となりあの最悪の路面コンディションのレースを外から見ていたのですが、それが個人的にRSCのタイヤについてあれこれと再考する機会となりました。そして自分ではやはり結論に至らず、タイヤに関するレギュレーションの提案を考えていくとどうしても「コスト増抑制」ということも考慮してしまい、いつも本題がぶれてしまいがちです。

 

しかしこの「実際にあのレースを走り切った人」が書いた記事を読んでいただければ伝わると思うのですが、今考えなければならないのはヘビーウエット時ですらあの超浅溝タイヤであるV700で走らなきゃならなくなる現実があり、どうすればその状況を回避していく事が出来るのか、という事ではないでしょうか。

 

こう書くと、そのV700って浅溝タイヤを使用禁止にしてしまえば問題解決するんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実はV700RSCにおいて「平等をもたらしたタイヤ」と言う事が出来ると思っています。溝の深い通常のスポーツラジアルタイヤの場合、新品時のブロック高ではよれてしまって扱い辛かったり、ローパワー車両で富士スピードウェイを走るカテゴリーなのでタイヤ外径が小さい方が有利な場合があったり、この山具合での性能差が結構大きく、結局のところなんらかの手段で溝の浅くなった状態の物を好むドライバーが多くなり、新品時に深溝で販売されているタイヤを銘柄指定したところで、本末転倒という言葉の意味を説明するのにちょうどいい具体例?ってなったりします。

 

ところがV700の場合、これを更に浅溝にしようとするとそれなりに危険を伴うもろ刃の剣となるのでこれをやろうとするのはごく少数の様子です。さらにドライ専用と思われがちですが排水性能が足りている範囲ではウエットでも他のタイヤと比べても特に問題はないのも事実。

買って、装着して、そのままコースイン。殆どの車両が同じやり方を選択したため、自然にイコールコンディションとなったのです。

 

ではやはりV700とヘビーウェット用で別のタイヤを用意し、降雨時は富士スピードウェイの判断でどちらを使うか指示を出す、と言うのも手かなと考えましたが、しかしこれはいわゆるストリートラジアルタイヤが前提であるJAF戦ナンバー付きカテゴリーとしてあり得ないのでしょうか?ドライ、レイン、両方のタイヤの用意がなければ受理出来ないという事にもなるのでやはり現実的ではないという事にもなりますか。

仮にタイヤを用意出来て受理されても、練習用と本番用に加えてウェット用と、合計3セット12本ものタイヤをどうやって運搬するのだろうか?

 

ショップやレース屋にお金払ってサポート、タイヤ運搬してもらわなくてもレースに参加できる環境を維持出来るよう考慮しなければなりません。

 

RSCはレースカーがロードスターなのは当たり前ですが、サポートに来てくれるお友達もロードスターや他の2シーターしかいないことも珍しくありませんので、するとやはり用意しなければならないタイヤは少ない方が良い。本来履いてきた1セットのタイヤで全て済むような状況に持っていくのがのぞましいですかね。

その点やり方は違いますが、V700の発売元のKUMHOタイヤは現地販売、現地交換、廃タイヤ引き取りも行ってくれていて、RSCを楽しむ上での環境作りに多大な貢献をされていると思います。

KUMHOの回し者的な記事に見えるかもしれませんが、この手の内容の場合KUMHO叩きと受け取られてしまう恐れがあるのでそうならないよう配慮し、本当の事を書いているだけです)

 

さて、一人でグズグズと書いてきましたが僕の脳みそでは良い案が浮かびません。他の参加者の皆さんはどう思われているのだろうか?

ドライバー、お手伝いメカさん、メンテナンスガレージの皆さんなどでいろいろ意見を出していけば一つくらいまともな案として纏まるのか、それとも収拾つかなくなるのか微妙なところかな?まあたいてい後者な気がしますが。

何れにしろ全盛期の3分の1程度の参加台数となってしまった今、残っている僕たち(参加者全員と、当然新しい人も含め)で変えていけたらいいですね。

 

レースカーにはレギュレーションで定められた数々の安全装備が装着されています。6点式ロールケージ、5点式以上のシートベルト、厳しい規格のある難燃性のウェア類やヘルメット、そしてHANS

これらは全てクラッシュした後にドライバーを守る装備です。しかし本来クラッシュした後ではなく、モータースポーツにおいて身を守るために最も重要な手段はクラッシュしない事。これが先、これが重要。そこをやっていかないと。

 

スポーツですからライバルを尊重し合って初めて成立します。素晴らしいことにRSCのドライバーはみんなそれが出来ていますが、ドライバーがマシンをコントロール下におけない状況でレースをする事があってはいくら相手を思いやる気持ちを持っていても今後何が起きるかわかりませんよね。我々が協力しあい何を差し置いても守っていかなければならないのは他でもないドライバーの命です。それに反対する人はいないよね。

 

楽しかったと帰路につき無事に家までたどり着く。

これからもそうあることが出来ますように。